楽譜点訳の会「星」の歩み(20084月掲載20141月更新)

              

1980年 7月 楽譜点訳の講習会を点字楽譜使用の音大生、星加恒夫氏・宮里隆太郎氏・田辺藤祐氏・富島学氏・関さち子氏が企画し文京福祉センターにて開講する。
準備段階で「点字歩みの会」浦口明徳氏の協力を得る
1981年 1月 点字使用者と点訳者が集まり、「楽譜点訳の会 星」が星加恒夫会長のもと発足する。
6月 点字タイプライター(ライトブレイラー)の購入資金を集めるために、第1回ジョイントコンサートを武蔵野公会堂にて開催する。
1982年 点字の読み取り・印刷・保存に対応できるコンピューター(ブレイルマスター:松下電器開発)を使って点字データーの保存と複製を始める。
1983年 第2回ジョイントコンサートを武蔵野公会堂にて開催する。
1984年 1月 第2回ジョイントコンサートをルーテル市ヶ谷センターにて開催する。
1985年 8月 「コンサート in MACHIDA」を町田点訳会と共催する。
1987年 楽譜点訳の講習会を開催する。
杉並区社会福祉協議会に入る。(現在退会)
1988年 エイボンプロダクツからの助成金でパソコンを購入する。
4月 星加恒夫氏がDOS版楽譜点訳ソフト「ブレイルスター」を作成し、パソコン点訳が普及していく。
1989年 点訳グループ東京連絡会に参加(2003年退会)
東京点訳ボランティア協会に参加(1991年協会解散))
2月 ブレイルスター友の会に入会(1995年退会)
5月 楽譜点訳の講習会を開催する。
1990年 活動支援をお願いするために維持会員・賛助会員制度を開始する。
5団体の助成金によって点訳関連機器を購入する。
・点字プリンター購入
安田火災記念財団よりボランティア助成金
・パソコン購入
NHK厚生文化事業団 第2回地域福祉支援「わかば基金」
鶴亀コーポレーション
ライオンズクラブ立川 福祉基金
・ライトブレイラー購入
日本チャリティー協会文化育成基金
三谷保夫氏がDOS版楽譜点訳ソフト「ミプロス」を作成する。
1月 日経新聞の夕刊「ネットワーク」で活動が紹介される。
7月 ラジオ日本「わたしの東京」で活動が放送される。
7月 社会保険法規研究会発行の「すこやかファミリー」で活動が紹介される。
1994年 8月 NHK厚生文化事業団発行「草の根ボランティア東西南北」で、わかば基金支援グループとして紹介される。
8月 東京都教育委員会の取材をうけテレビ東京で放映される。
1995年 4月 NHK「週間ボランティア」で活動が放映される。
7月 維持・賛助会費と寄付金を点字プリンター購入のための積立てにあてる。
8月 テレビ東京で活動が放映される。
1996年 (財)日本フィルハーモニー交響楽団の依頼をうけ定期演奏会の点字プログラム作成が始まる。
6月 点字プリンター積立金から点字プリンターを購入する。
7月 アイメイト協会より寄付をうける。
11月 筑波大学附属盲学校(現筑波大学付属視覚特別支援学校)創立120周年で感謝状を贈呈される。
1997年 1月 日本盲人福祉研究会発行の冊子「視覚障害」に当会の活動が掲載される。
7月 維持・賛助会費をデータベース導入の調査・購入のための積立てにあてる。
1998年 ウィンドウズ版楽譜点訳ソフト「ミプロス」が作成される。
12月 NPO法人イー・エルダーよりリユースパソコンが寄贈される。
2003年 3月 障害者授産所ウィズのスリランカ盲ろう学校支援プログラムに協力し、ライトブレイラー12台を寄付する。
12月 関東地区点字研究会の「点字楽譜研究会」に参加する。(年2回)
2005年 4月 楽譜点訳の講習会を開催する。
4月 点字楽譜利用連絡会(点譜連)の施設会員となる。
第1回「点譜連の集い」で天野会長が講演する。
7月 古い出版点字楽譜の見直しを活動目標に掲げて推進する。
12月 New International Manual of Braille Music Notationの翻訳を完成しホームページにて公開する。
6月 国際視覚障害者援護協会を通して海外からの留学生にライトブレイラー4台を寄付する。
    10月 「楽譜自動点訳システム」(横浜国立大学研究開発中)の試用評価モニターに参加する。
2009年 2月 点字楽譜利用連絡会へ当会所有の441タイトルの出版楽譜目録データを提供する。
      4月 個人向け点訳料金を見直し、価格を引き下げ、媒体(紙・FD・メール添付)ごとの料金設定をする。
2010年 1月 例会時に行う小規模講習会を実施。(全12回)
      4月 同上
     6月 データベースを見直し、新しく「点字楽譜の管理システム」を
作製し運用を開始する。
      9月 創立30周年記念祝賀会を高輪テラスにて開催し、宮里隆太郎氏に「点字楽譜の行く末」と題してお話しいただく。30周年記念企画として当ウエブサイトにて以下の点字ファイルを無料提供する。
  「点字楽譜の基礎的記号表」
  「楽書『音楽史 作曲家とその作品』」
  「ピアノ楽譜『のだめカンタービレ』から6曲」
    10月 楽譜点訳のスキル向上をはかるため、月1回の研修会を開始。
  (テキストは「楽譜点訳の基礎」及び星作成資料)
2011年 2月 「点字毎日 2月6日号」に当会の30周年記念企画が掲載される。
7月 点訳技術の向上と点訳資料の確認のため研修会の実施(10回) 
2012年 8月 点字プリンタ−(ESA919)購入
10月 作成の点訳資料を順次検証。改定した点訳資料に番号を付けホームページ
に掲載。
     12月 昭和池田財団の助成金と「星」の資金で飯田橋の点字プリンター(ESA721)購入。プリンター設置に関して、飯田橋ボランティア・センターと覚書を交す
        
2013年12月 2014年4月のWindowsXP のサポート打ち切りに対処するため、データベース用Windows8.1のPC2台購入。
2014年 9月     24行の出版点字楽譜を、18行または22行に変換する作業を開始。
11月    例会時に小規模の勉強会を行う(年度中3回実施)。